よくあるご質問FAQ

よくあるご質問

LET'Sシステムについて

• どのようなシステムですか？

  • 弊社の丸太燃料ボイラーにて発生させた蒸気をお客様にご購入頂くシステムです。

• どうして同じ木材を使用するのに、チップと丸太ではランニングコストに大きな差ができるのですか？

  • 丸太をチップに変換する際の加工費に大きな差があることが原因です。
    チップを作成する際には、木材の含水率を20％程度にする必要があるため、乾燥に半年以上を必要とします。 丸太をそのまま燃料とすれば、乾燥や加工といった工程を省くことができるため、ランニングコストにこれだけの差が表れるのです。

• LET'Sシステムのサイズを教えてください。

  • 敷地面積で約30ｍ×6ｍ（約60坪）です。ただし別途、200坪程度の木材置き場が必要となります。

• 製作期間はどのくらいかかりますか？

  • 大規模設備のため、完全受注生産となります。そのため、発注から竣工までおよそ半年程度の期間を頂戴します。

• 運用は誰がするのですか？

  • 丸太の手配・運搬・ボイラーの運用・定期的なメンテナンスは全てこちらで行います。

• 丸太の使用樹種は？

  • レッツのボイラーは樹種を指定しません。針葉樹、広葉樹のどちらでも対応できます。（一般的なバイオマスボイラーは針葉樹のみです）

森林環境について

• 丸太を利用するということですが、森林破壊になりませんか？

  • なりません。日本の森林における木材成長率は約5,000万ｔと想定されています。丸太ボイラーを100台稼働したときの木材使用量は約63万ｔ/年です。使用量よりも成長率の方が圧倒的に大きいため、山がはげることはありません。

• 丸太の燃焼時に排出される煤煙は大丈夫ですか？

  • 丸太は800℃以上の高熱で燃焼させるため、完全燃焼します。そのため、煙はほとんど出ません。また、システム内に硫黄酸化物（SOx）、窒素酸化物（NOx）の処理装置を設けておりますので、大気汚染の心配は全くありません。

• 燃焼灰はどれくらい出ますか？また、その灰はどう処理するのですか？

  • 灰の量は、燃料として使用した木材の1％程度です。弊社のボイラーは未使用木材のみを燃やすため、燃焼灰は一般廃棄物として区分・処理します。

• 間伐材の値段が上がっていますが、本当にずっとその金額で入れられますか？

  • 入れられます。 昨今新聞等で取り上げられる「間伐材」とは、木質チップのための間伐材を意味します。
    つまり、『 間伐材の価格 = 丸太本来の価格 ＋ チップの加工費 』ということです。 間伐材の価格変動は、チップの加工費にあたる部分の変動によるものが原因です。 木質チップを加工する際には、乾燥やバーク（樹皮）を剥がすために化石燃料を使用します。そのため、原油価格や為替の変動により大きく値段が変わります。
    丸太燃料ボイラーは、加工を必要としないため、変動要因を大幅に縮小することができ、安定した価格で木材を仕入れることが可能になるのです。

• 「カーボンニュートラル」という言葉について教えてください。

  • カーボンニュートラルとは、木は光合成をするので、燃やしてもCO₂の排出がないという扱いを表現した言葉です。 これは、世界基準で定められています。カーボンニュートラルにより、排出権（カーボンクレジット）を軽減することができます。